会食には、目的を持たせると強くなります。
「美味しいものを食べに行く」だけでは、日程調整が難しい。全員が忙しいなかで予定を合わせるには、それだけの理由が要ります。
ところが「あの店のルーツを探りに行く」となると、話が変わります。参加する理由が生まれる。
札幌の鮨金へは、そういう企画で伺いました。
ルーツを探る旅
北陸には、通っている鮨屋があります。その店のルーツを探る旅を、経営者仲間と企画しました。
食事そのものではなく、なぜあの店があの味なのかを知りに行く。 目的がはっきりしていると、集まる人の熱量が変わります。
会食を組むのが難しいと感じている方には、この方法を勧めたい。店を選んでから理由を探すのではなく、理由から店を決める。そのほうが人は動きます。
蟹のスペシャリテ
この店には、蟹のスペシャリテがあります。
北陸の人間は、蟹にうるさい。地元で最上のものを食べているという自負があります。
その私たちが、この握りには悶絶しました。産地が近いことと、扱いが上手いことは別だ と思い知らされる一皿でした。
翌日は、別の店へ
札幌には連泊しました。
翌日はPARCO FIERAへ。和と洋で性格の違う2軒を続けて使う と、出張が充実します。同じジャンルを続けると比較の目線になってしまいますが、まったく違う店なら、それぞれを別のものとして楽しめます。
出張と会食を組み合わせるときの、ひとつの型だと思っています。
この店が向く場面
お客様との特別な日、パートナーとの特別な日 に。
16軒の記録のなかでも、目的を持って遠征した数少ない一軒です。
実用情報
エリア|北海道・札幌市
価格帯|30,000〜39,000円(1名/訪問時)
訪問|1回
向く場面|特別な日の会食、出張時の会食、目的を持った遠征
この記録について
一献録では、編集部が実際に足を運び、自ら勘定を払った店だけを記録しています。招待も取材も広告出稿も受けていません。
「どの店が美味しいか」ではなく、「どの店を、誰と、どの場面で使うか」 を残すことを目的としています。

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